ずるずる、どーもー!SUSURUでーす!今回紹介するのは、「支那そば 王王軒 本店」です。 食券制のこのお店では、SUSURUが「支那そば肉玉子入 小」を選び、「とめしの小」も同時に注文しました。
店の外観も内装も素敵な雰囲気で、思わずうっとりしてしまうほど。そして待っていたところ、ようやく注文していた「支那そば肉玉子入 小」と「とめし小」がやって来ました。
初めて目にするとそのスープが群を抜いて印象的でした。色合いから察するに、濃厚さや徳島ラーメン特有の茶色みが強いかもと予想がつきます。バラ肉もたくさん入っており、それがまた味が染みていそう。
そんなおいしそうな料理に思わず「いただきます!」と声が出ました。 まず一口スープをすすると、なんとも言えない豊かな味わいが広がります。
豚骨の濃厚さと甘味強めの醤油ダレが見事に混ざり合い、一杯のラーメンとしての存在感をとても感じさせてくれます。それだけでなく、一口飲み終わったあとも味がまたたまらない。
これほどにパンチのある一杯がご当地ラーメンとなっているとは驚きですね。
次に知っておきたいのが、このお店のラーメンが徳島ラーメンであり、それはスープと甘辛いバラ肉、中央にトッピングされた卵黄などが特徴的な料理であるということ。
約70年前に徳島県の屋台で誕生し、今なお愛されているそのラーメンは確かに特別なものです。 このラーメンを思う存分味わうため、麺をすすります。
中細の麺はスープとよく絡み、いかにも美味しそうな見た目です。そして実際に味わってみるとその予感は的中。なんとも心地よいすすり心地の麺は、濃厚なスープに負けじと存在感を示します。
まるで日本刀で素振りをしているかのようなその感じが、もやしやネギと共に食感を引き立ててくれます。 おそらくここで一息つくと、バラ肉をいただくことになるでしょう。そのバラ肉には甘辛いタレがたっぷりと染みています。
スープとバラ肉、そしてライスが三位一体となり、縦横無尽に駆け巡るその味わいが楽しめます。パンチの効いた一杯ですが、常連の方々が簡単に平らげていくその光景に再び驚かされます。
それから卵を溶かしてみると、マイルドなコクが加わります。もしSUSURUにも卵を投げつけられたとしても、これならばなんとか言葉を残せそうですね。
最後の戦いは、「とめし」にラーメンをトッピングして食すこと。この労働者気質な一杯がまた美味!ライスがちょうどいいブレーキとなって、スープや肉のパンチにバランスを持たせてくれます。
面白いことに、ひたすらラーメンをおかずにライスを食べ続けた結果、ラーメンよりもライスを食べている時間の方が長くなってしまいました。
というわけで、徳島の人々がこれほどまでにラーメンを愛するのも納得。そのユーモラスな一面も疲れを忘れさせてくれます。最後までアクセルフルオープンで突っ走った一杯は、大変美味しくいただけました。
さすがは徳島を代表する老舗のラーメン、ぜひ皆さんも一度はその味を体験してみてください。 それではまた次回お会いしましょう!ごっそれー!
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店名 | 支那そば 王王軒 本店 |
住所 | 徳島県板野郡藍住町徳命牛ノ瀬446−15 |
営業時間 | 11時00分~20時00分 木曜日、定休日 |
食べログ | https://tabelog.com/tokushima/A3603/A360303/36000071/ |
Googleマップ | https://www.google.co.jp/maps/place/支那そば 王王軒 本店 |
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