ずるずる、どーもー!SUSURUでーす!今日は「丸長中華そば店」さんに足を運び、その深い歴史と至極の一杯に触れてきました。
「丸長のれん会」をご存じでしょうか?その歴史は1947年に遡る、日本のラーメン文化の発祥地です。中華そば丸長が荻窪で創業し、名店として認識される「丸信」、「栄楽」、「大勝軒」、「栄龍軒」等に分派していきました。
丸長はもともと長野県出身の蕎麦職人が立ち上げ、当時は豚骨をはじめとする動物系のスープに日本蕎麦の技法を取り入れ、旨味を加えていました。これは現在の豚骨魚介スープの原点となったと言えるでしょう。
店舗が増加するにつれて生じた従業員や原材料の不足、技術の向上といった課題を解決するために「丸長のれん会」が設立され、それは現在でもラーメン愛好家に至極の一杯を提供しています。
また、「丸長のれん会」はつけ麺の歴史にも大きく関与しています。それは「丸長」の創業者が提案した「ざるそば気分」のつけ麺が、「ラーメンの神様」こと東池袋大勝軒の山岸一雄さんによって商品化されたことが始まりでした。
さて、今回訪れた会合では「丸長のれん会」の関係者やラーメン業界で有名なゲスト達が一堂に会しました。その緊張感の中、SUSURUからもいくつか質問を投げかけ、その様子や感想をブログ記事に綴ってみたいと思います。
そして本題の「丸長中華そば店」ですが、1947年の創業から今日までの歴史を誇りに、6月6日で長期休業へと入るということで、訪問を果たすことができました。
その一杯を紹介する前に必要な情報は、ラーメン仲間の先輩達と一緒にビールで乾杯し、色々な話を聞くことができました。 そして、待ちに待ったその一杯は「竹の子チャーシューつけそば」です。
ツヤツヤとした自家製麺、チャーシューがたっぷりと入ったつけダレ、別皿で提供される竹の子が一杯の特徴を引き立てています。
一口すすってみると、自家製麺はプリッとした表面にコシがあり、小麦の香りが広がります。チャーシューはつけ汁に浸かっており、そこから感じられるラー油とコショウの刺激、つけ汁は魚介の風味と深い旨味が絶妙に組み合わさっています。
その全てが一体となり、つけそばの名に恥じぬ一杯が完成しています。 すすり終えた後はつけ汁とスープ割りで〆ます。
ラーメンの歴史に触れながらいただくつけ汁は、強烈な旨味と良い意味でのパンチが感じられ、クラシックな味を最後まで楽しむことができました。
つけ麺の元祖とも言えるでしょう、「丸長中華そば店」のつけそばは、語り継がれるべき一杯でした。それではまた次回お会いしましょう!ごっそれー!
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店名 | 丸長中華そば店 |
住所 | 東京都杉並区荻窪4丁目31−12 |
営業時間 | 11時00分~15時00分 定休日 水曜日、日曜日、土曜日は不定休 |
食べログ | https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13013584/ |
Googleマップ | https://www.google.co.jp/maps/place/丸長中華そば店 |
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