ラーメン二郎はその独特のルールやマナーが話題となることが多いお店です。しかし、実際にはどのようなことがやってはいけないのでしょうか?
今回は、ネット上の情報をもとに、ラーメン二郎でやってはいけないことについて調査してみたいと思います。あくまでインターネット上で見つけた情報なので、全てが正しいとは限りませんが、参考にする価値は十分にあります。
それでは、どのような禁止事項があるのか見ていきましょう。
1. フライングコール乱し(コール乱し)
ラーメン二郎でやってはいけないことのひとつに「フライングコール乱し」というものがあります。このフライングコールコール乱しとは、ニンニクや野菜の量などをスタッフが聞く前に、先に伝えてしまう行為のことを指します。
例えば、「ニンニク入れますか?」と聞かれる前に、「ニンニクマシで」と言ってしまうようなことです。
また、食券の受け渡し時に他の店舗では通常伝えるタイミングも、ラーメン二郎では異なることがあります。例えば、「野菜マシマシ」などの要望を、食券を渡すタイミングで伝えると、スタッフが困惑することがあります。二郎では、基本的に「ニンニク入れますか?」と聞かれたタイミングや、相模大都店で「ラーメン」と呼ばれる確定のタイミング、または目黒店で視線が合った時など、店舗によって異なるタイミングが存在します。
そんなフライングコールコール乱しは、お店の流れを乱すことがあるため、マナー違反とされています。ラーメン二郎では、常連さんや初めての方でも、それぞれの店舗のルールをきちんと把握し、適切なタイミングで要望を伝えることが求められているのです。
2. ロットを狂わせるロット乱し
ラーメン二郎では、ロットを狂わせる行為である「ロット乱し」は特に避けるべき行為の一つです。ここで言う「ロット」とは、ラーメン二郎の店舗が一度に調理できる麺の量やお客さんの数を意味しています。
ラーメン二郎は4~5杯を同時に提供することが多く、お客さんが同時に食事を楽しみ、その後入れ替わることで、店内の流れがスムーズになり、待ち時間が短くなる仕組みです。
しかし、ロットを狂わせる行為をしてしまうと、それが崩れてしまい、以降のお客さんの待ち時間が長くなってしまいます。具体的には、ゆっくりと食事を楽しむあまりに時間をかけ過ぎたり、他のお客さんが入れずに困ってしまうことが挙げられます。
ロットを狂わせずにスムーズな食事を楽しむためには、ラーメンに集中して食べることが大事です。例えば、携帯電話の操作や雑誌の読みながら食事をするのではなく、ラーメンと向き合って食べることが重要です。また、自分が食べ切れる量を把握し、適切な量を注文することも大切です。無理にマシマシや大盛りを注文して食べ切れずに残すのは避けた方が良いでしょう。
ラーメン二郎の店舗によっては、ロットを狂わせる行為に対して注意されることがあるかもしれませんし、他のお客さんにも迷惑をかけることになります。したがって、ロットを狂わせないように、スムーズな食事を心がけることが大切です。
3. 食べ切れない注文(撃沈)
ラーメン二郎でやってはいけないことのひとつに、「食べきれない注文(撃沈)」というのがあります。これは、マシマシや大盛りなど、自分が食べきれる量以上のものを注文してしまうことで、最後まで食べることができず、多くの食材が残ってしまうことを指します。
どの飲食店でも同じですが、自分が食べられる量をきちんと注文し、それをしっかり食べ切ることが大切です。特にラーメン二郎では、マシマシや大盛りなどのオプションが用意されていますが、初めてラーメン二郎を訪れる人は過剰にマシマシを頼んだり、大盛りにしたりすると食べきれないことが多々あります。その結果、多くの食材が残されることになり、食材の無駄に加え、お店にも迷惑がかかってしまいます。
ラーメン二郎の熟練者たちはタイミングや適切な量を把握しているため、食べきれる範囲で注文することができます。これに対して、ラーメン二郎に初めて訪れたり、慣れていない人は食べ切れない注文をしてしまうことがあります。
最近では食券機に麺量などを記載している店舗も多いので、初めてラーメン二郎を訪れる人は撃沈を防ぐために、まずはシンプルな小ラーメンか、麺の量を少なめにするなど、自分が食べられる量をしっかりと把握し、食券を渡す際にきちんと伝えましょう。
このように、ラーメン二郎で食べ切れない注文をしないように注意し、自分が食べられる量を適切に注文することが、他のお客さんやお店にも配慮したマナーとなります。
4. 私語を話す
ラーメン二郎でのマナーの一つとして、無駄な会話をしないことが挙げられます。しかし、このルールはあくまで初心者向けであり、常連客であるロッターには多少の緩さがあるとされています。つまり、新しい来店者や初めて二郎を訪れた人は無駄なおしゃべりを避け、ラーメンに集中することが求められているのです。
このマナーは、他のお客さんへの配慮や、店員さんの効率の良い仕事をサポートすることを目的としています。また、二郎はセルフサービスのスタイルが一般的で、お客さん自身が食券を購入し、トッピングやスープの濃さなどを自分で選択することが多いため、無駄な会話がない方が、スムーズな注文や対応ができるでしょう。
コロナ禍によって、以前よりもコミュニケーションが制限され、静かに食事を楽しむことが一般的となっていますが、それでもなお二郎ではこのマナーが守られていることが分かります。初めてラーメン二郎を訪れる際には、この点を意識して、美味しいラーメンを楽しみながら、周囲とのコミュニケーションも円滑に行えるよう心がけましょう。
5.連席
ラーメン二郎で連席がマナー違反とされる理由は、店舗の運営方針と独特の文化に基づいています。
まず、二郎は席数が少なく、カウンター形式が多いため、一度に多くの人が利用できません。連席をすることで、複数の席を占有してしまい、他のお客さんが座るのを待つ時間が長くなることがあります。
さらに、二郎は回転率を重視する営業スタイルです。ラーメンを食べたらすぐに席を空け、次のお客さんを迎えるのが基本です。連席の場合、食べるペースが合わない人がいると、一緒に席を空けるのが遅れ、回転率が低下する原因となります。
また、二郎には「黙々とラーメンを食べる」という独特の文化があります。連席をすると会話が増えることが多く、他のお客さんの集中を妨げる可能性があります。このため、店舗全体の雰囲気にも悪影響を与えることが懸念されます。
最後に、連席を希望する人たちが全員揃うまで席に着かずに待つ場合、他の客が座れるはずの席が空席のままになることがあります。これも、回転率や効率的な運営を損なう行為として嫌がられる理由です。
以上のように、ラーメン二郎の運営方針や文化を尊重するために、連席は避けるべきとされています。必要があれば、店員さんに事前に相談すると良いでしょう。
6. 高額紙幣での両替
ラーメン二郎の店内でスムーズな支払いをするためには、千円札の準備が重要です。なぜなら、多くの店舗ではスタッフが一人で切り盛りしており、お釣りを用意する手間が大変だからです。また、他のお客様とスムーズにローテーションを行うためにも、千円札で支払いができると助かることが多いでしょう。
他の飲食店では一万円札での支払いで問題ありませんが、ラーメン二郎など人気店では並んで待っているお客様も多く、スムーズな支払いが求められます。そのため、千円札を用意しておくことで、店舗側への配慮とラーメン二郎ファンとしての自覚を示すことができるでしょう。
もちろん、どの程度千円札の準備が求められるかは店舗や状況によりますが、ラーメン二郎に行く際は、千円札の準備をしておくことをおすすめします。
水をくむために食事中に席を立つ(2度立ち)
ラーメン二郎で食事中に水をくむために席を立つことがマナー違反とされる理由は、店舗の狭さや運営の効率性にあります。
まず、二郎の店舗は多くの場合、狭いカウンター形式で運営されており、席を立つと他のお客さんや店員の動線を妨げてしまう可能性があります。このような行為は、混雑時には特に迷惑とされ、店舗全体のスムーズな運営を阻害することにつながります。
また、ラーメン二郎では、ラーメンが提供されてから黙々と食べて席を空けるまでの一連の流れが非常に重視されています。途中で席を立つことで、そのテンポが乱れ、食べ終わるまでの時間が長引いてしまうことがあり、後ろで待っているお客さんの待ち時間が延びてしまい、回転率の低下を招くでしょう。
さらに、二郎では事前に水や必要なものを準備しておくのが一般的なルールとされています。これは、店舗や他のお客さんへの配慮として求められている行動です。途中で席を立つことは、準備が不十分であると見なされることがあり、二郎特有の文化やマナーに反する行為と捉えられることがあります。
こうした背景から、ラーメン二郎で食事中に席を立つことは避けるべきとされていますが、さすがにコールの直前にいない・何回も席を立つことをしなければ問題ないでしょう。
8. 退店前のカウンター汚れの拭き残し
ラーメン二郎で食事を楽しんだ後、席を立つ前にいくつか大切なことがあります。まず、汚れた丼を上のカウンターに置くこと。これにより、行列の流れがスムーズになりますし、一人や二人でお店を経営している店主さんが、席を綺麗にするのに苦労しなくて済みます。
また、席を立つ際に、自分の食べた後のスープがテーブルに残っていないか確認しましょう。次のお客さんが不快に感じることがないように、マナーを守ることで気持ち良く食事が楽しめます。実際に、ラーメン二郎で席に座ったら前の人のスープが残っているなどの状況を避けることができるでしょう。
このように、退店前のカウンターチェックは、ラーメン二郎におけるマナーの一部であり、基本中の基本です。お店とお客さんが共に気持ち良く過ごすために、最後の最後まで気を抜かずに注意しましょう。
終わりに
この記事ではラーメン二郎でやってはいけないことをSUSURUと見てきました。
ラーメン二郎は独特の雰囲気とルールがありますから、これらのポイントを押さえることで、快適に二郎を楽しむことができるでしょう。また、他のお客さんに迷惑をかけずに過ごすことができます。
この記事で述べたことは、あくまで一部のラーメン二郎好きが考えるマナーやルールであり、すべての二郎ファンが同じように考えているわけではありません。しかし、初めて二郎に行く際や、改めて二郎のマナーを見直したいと思うときに、参考になることが多いのではないでしょうか。
ラーメン二郎で美味しい一杯を食べることは、単なる食事以上の体験です。これからも二郎を楽しみつつ、必要なマナーやルールを守り、お店や他のお客さんを敬い、快適な二郎ライフを送っていきましょう。最後に、二郎愛好家の皆さんが心地よく楽しめるよう、互いに助け合って二郎文化を盛り上げていきましょう。
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